瞑想のデメリット

他人や自分の感情に敏感になる

瞑想には感受性を高める効果があります。さらに、日常的に心をリラックスさせた状態を作り出すことができるのですが、逆に言えば「心が無防備な状態」とも言えます。心が無防備で感受性が高い状態では、他人や自分の感情の動きに敏感になります。特に負の感情を強く感じて疲れてしまうことが多いといわれています。たとえばイライラしている他人の感情を必要以上に感じ取ってしまったり、わけもなく落ち込んでしまい、自分の気持ちが理解できずに戸惑ってしまったりするなど、感情に振り回されてしまうことがデメリットといえます。

しかし感情に敏感になるのは悪いことばかりではありません。感謝の気持ちや喜びもストレートに感じることができ、人の感情を察するスキルが身につくので、自分の心構え次第ともいえます。

集中しすぎてしまったり、ぼーっとしてしまったりする

瞑想とは、心を静めて無心の状態を保てるよう集中することです。その瞑想を行うことにより、集中力が身につく反面、日常的に物思いにふけってしまうという人が多いようです。また、瞑想後には心がすっきりとした状態で、仕事や趣味などに集中することができます。ただし、余計な考え事を心から取り払った状態での集中力はとても強く、止められるまで作業に没頭してしまうということもあります。集中するのは良いことですが、一つのことに集中していてはいけない状況の時などは困ってしまいますよね。

これらは瞑想による副作用のようなものです。「瞑想タイム」「通常時」の切り替えが曖昧だからこそ起きてしまうことといえるでしょう。瞑想を行うにはオン・オフの切り替えをしっかりと意識する必要があります。切り替えが上手くいかないときは、瞑想するときの場所と時間を決めておくなど、切り替えのきっかけを作るのもおすすめです。